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Posted by あしたさぬき.JP  at 

2010年02月16日

三行の智恵 葉祥明

ブログで教えてもらった
葉祥明さんの詩

葉祥明さんって、草原に2,3本木がたっている絵や、青い海の水平線の絵なんか描いている人のイメージしかなかったのですが、
いろいろ考えることの多い日常の中で
ふとこの人の詩を読むと、ふ~っと肩の力がぬけるような気がするときがあります。
先日、本屋さんで見つけた本。


”あなたへ

 人の心の奥深く二は、宇宙の真理ともいうべきものが秘められていますが、欲やエゴや迷いによって、現実の生活と人生の中では、重いと行動が揺れ動き、正しい行動にならないことがよくあります。そんな時、無私無欲・無我の心になれば、自ずと正しい答えが心に響いてくるはずです。”

ほんとにね、生活していく中で、いろんな欲・しがらみに身動き取れなくなっているなと感じることがあります。

ほんとは、こんなこと、言うつもりなかったのに。
ほんとは、こうするはずじゃなかったのに。

という風に、あれっ?と首をかしげてしまうようなことも多々。
それに伴って、どうしてどうして と あとあと精神的にもひきずっていることも。

だけど、

”卑下も強がりもなく 
 あるがままの
 自分自身であればいい”

”皆がやっていること
 ではなく
 自分がやりたいことを”

”誠実さや正直さは
 時として不利益をもたらすが、
 それでもその価値は揺るがない”

なんて、言葉を見つけると、
枯れていた土に水がしみこんでいくような気分になります。

最近 よく自分に問いかけるのが

”自分にとって正しくても、
 相手にとっては
 正しくないことがある”

”自分がありすぎると、
 相手も自分も
 窮屈で辛くなる”

という言葉。

自分が、今、考えて、行動しようとしていることは、ほんとに、これで いいのか。
自分だけで、つっぱしっているのではないかということ。

最近、子供との会話でも教えられることがたくさん。
みんなそれぞれに考えを持って生きているということ。
自分らしくと思うのだけれども、そればかりでもだめだということ。
ちょうどいい匙加減で、
押し付けがましくならずに
みんながゆったりとできれば
いうことないのだけれども。

”人を批判するのは
 自分の弱さや間違い、
 怒りや弱みを隠すため”

自分は何様でもないし、己を知れ ということですね きっと。


実は今日いろいろあって

自分のこと棚に上げて人のこと重箱の隅をつつくようになんでそこまで言われないかんの怒ってるぞ

なんて、ぶうたれていたものですから、
一日の終わりに
これではいけないと
思い返してみました。

煩悩の多い自分ですが、
いつの日にか、無私無欲・無我の心というものになってみたいものだと
思います。

”どんな人であれ
 必ずどこかで誰かが
 見守ってくれている”

この本に出合えたことに感謝。
この人のことを教えてくれた人に感謝。

また気持ちを切り替えて
歩いていきましょう。
  


Posted by めるちゃん  at 22:21Comments(3)好きな本