2010年01月19日

サヨナライツカ 辻仁成

先日、時間待ちで立ち寄った本屋さんで。

辻仁成・・・ECHOESの人。

懐かしくて、手に取ってしまいました。

学生時代の友人が大好きで、インディーズ時代といってたのかな

一緒に高知や愛媛へコンサート聞きにいったこと。

お金が無いから、鈍行で、乗換えながら、時間をかけていったこと。

はじめて、この類のコンサートへ行って、びっくりしたこと。

みんな、たてって、いっしょに飛びながら(ちょっと違うかも)手を振って歌っていて。

友達は大ファンだから、ほんとにのりのりで。

それも楽しい思い出のひとつですが、

彼女の影響で、エコーズの歌も好きになり、一緒に聞いて

だけど、いつの間にか解散してて

そのうちに

作家となっていて、芥川賞まで受賞していて。

たまたま、目についたのは、カバーの帯についていた言葉のせい。


「人間は死ぬとき 愛されたことを思い出すヒトと

愛したことを思い出すヒトにわかれる

私はきっと愛したことを思い出す」


内容はというと、

主人公の不倫の物語ですよね。

婚約時代に出張先でで出会った沓子と4ヶ月。

だけど、婚約者の光子を選んで、

別れてから、25年後、再会して。

最後は、沓子は死んでしまうのだけれども、

4ヶ月の思い出を胸に25年1人で生きてきた沓子。

沓子・光子・主人公 それぞれの思いが切なくて、

胸が痛くなるような思いはとてもするのだけれども

自分に置き換えてみると、

ほんとのところ私にはその感情がよく分かりません。

彼の歌の中に
「愛されたいと願っている 僕らは真夜中のキッチンで お腹をすかせて立っている 誰もが真夜中のストリートで」
(Gentle Land)

というのがあったのですが、

この本では、

「愛したい」。



彼も年月を経る中で、変わってきたものがあるのでしょうか・・・。


愛されて生きること

愛して生きること


どっちがどうっていうのでもないけれど

やっぱり

両方がいいのかなと思うのは

欲張りかなあ~。

(こないだの占い、大当たりかも・・・。)














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Posted by めるちゃん  at 21:56 │Comments(1)日々徒然

この記事へのコメント
相思相愛がいいですね。
でも二人が同じ量の愛情かというとぴったりは無理かな?

愛情も年月で揺らぐもの
だから、悩みがあったり
・・・人生の彩りでしょうか?
Posted by かを~る at 2010年01月20日 04:21
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    コメント(1)