2010年08月28日

青い空がきれいでした

昨日の帰り、信号待ちで、何気に見上げると、虹。
青い空がきれいでした

そして、今日、家路についてやれやれと見上げた空が目に沁み。
青い空がきれいでした
青い空がきれいでした
見上げた方向によって異なる、空の色や雲の感じが、季節の変わり目を感じさせてくれます。

ここ数日、暑さで、体調がいまいちで、いろいろと、気分的にう~んとなることが続いて、下ばかり向いていたような気がします。

この先どうなるか分からないという先が見えない不安感。
もしかしたら、学校へ行けなくなるかもしれないお子様。
このままの生活を送り続ける限り、自分が自分でいられなくなるような不安。

先日、話の流れの中で、ある方に、この本読んでみて
と貸してくれたのが
青い空がきれいでした
その中には、学校生活や部活での悩みから思春期の友達関係、将来の不安などなど
いろいろな事例が挙げられていました。

その中で、身につまされたのが
「学校へいきたくない」と子供が言ったときの一般的な親の対応
・・・・以下引用・・・・
1、命令 文句ばかりいわないで、いきなさい!
2、脅迫 いかないと、○○にいいつけるよ。 いったほうがおまえのためだよ
3、説教 学校へは行くべきだ
4、提案 担任の先生に、相談してみたら
5、理詰 学校を嫌だと思うから嫌なのよ。嫌なことがないように、しっかりべんきょうして、友達のなかよくすればいいの
6、非難 ちょっとやなことがあると、すぐ弱音をはいて、いやだねえ
7.同意 じゃ いかなくていいじゃないか
8、はずかしめ おまえは、相変わらず、 甘ったれ小僧だなあ
9、解釈 学校の成績がよくないから、そんなふうに考えるんじゃないか
10、同情 明日はいいことがあるかもしれないよ。でもたしかに、やなときもあるよ。わかるよ。
11、尋問 いつからそんなふうに感じているの?いじめられているの?どうして?
12、ごまかし まあ、いいじゃない。あしたになれば、気持ちも違っているよ

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

まあ、自分の事のようで、思わず、笑いが出てきてしまいました。
・・・笑っている場合ではないのですが・・・。

悩んでいる子供に対して親が一方的に自分の意見を言ってしまうと、子供は何も言えなくなってしまう。
ほんとは、子供は、自分の気持ちを訴えたいのに、それを、いえなくなってしまう。

それでは、ダメで、まずは
「聞き上手」になりましょう
ということ。

それから、
親子は別の人間だということ。

それから生じる意見の違い・対立の解決方法には4つのパターンがあるそうです。
1、勝者型  親がいいと思う型で、問題を解決する。親が勝ち、子供が負ける
2、敗者型  親が子供のいいなり。親が子供に勝ちをゆずる
3、動揺型  親に確信がなく、時と場合によって、勝者と敗者の間を揺れ動く
4、勝負なし型 どっちが勝つか負けるかでなく、お互いのためにもっともよい方法をさがそうとする

一番いいのは4であり、つねに、親子というのでなく、人間対人間という対等の立場で話し合うことが大切とのこと。

それから、興味深いのが、それぞれの型から育つ子供の反応ということで、
・勝者型の親から育つ子供の反応・・・
   反抗・うらみ・嘘をつく・非難・告げ口をする・弱いものいじめ・負けず嫌いになる・親絵の対抗組織を作る
   従順・ご機嫌鳥・同調・新しいことをやるのを恐れる・想像の世界に逃げる
・敗者型の親から育つ子供の反応・・・
   他人の気持ちを尊重しない・乱暴・注意をきかない・始末が悪い・衝動的・自分の行動に対する内的規制欠如
   自己中心的・わがまま・親の愛情に対する不安

自分を振り返ってみると、幼い頃から、子供を、自分の思うように、言う事をきかせ、育ててきた。
それは、世間体やらしがらみも影響しているが、それを、言い訳にしてはいけない。
今から思うと、頭ごなしに、こうしなさい というのではなく、
幼くても、一呼吸おいて、これはこうだから、こうしたほうがいい。こうすると、こうなって、困るから
しなければだめ。というように、ゆとりを持って接すればよかったと反省することはとても多い。
姉は一時期、夜泣きがひどかった。下の子に手がかかり、ついつい後回しになることも多かった。
よしよしといっぱいしてあげればよかったのだろうが、泣いている声が、姑に聞かれると、
また、何か言われると思う気持ちもあり、今から思うと、自分本位の母親であったと思う。

当時は、とても忙しく、毎日、時間に追われて、日々、過ぎていき、
少し、自分の時間を持てるようになった今、過去を振り返ってはいるが、
そのときは、それで、精一杯で、それに、過ぎ去った過去は、変えることは出来ない。

これから先、どのような未来が待っているのか分からない。
だけど、幸いなことに、こんな勝者型の母であっても、
子供は、自分の意見をぶつけてくる。
そこで、考えさせられることもたくさんある。
はじめて、気づくこともある。

今の状況がどうすれば解決するか分からない。
だけど、
毎日、朝起きて、会話をし、一緒に笑って、怒って、
同じ空間で、同じ時を過ごす、
なんちゃでない日常の積み重ねが
かけがえのないものだと思うし、
そこから、見えてくるものもあるのではないかしらん。

今、自分がはじめてること。
いろいろな思いがからみあっているのだけれども、
子供に、自分の考えてること、生き方を、見てほしいと思ったのも理由の一つ。
確かに自分のしたいこと、夢を目指すということは、自分の事しか考えていないということかもしれない。
だけど、新しいことをはじめようと、試みること。
それは、大変だけれども、何か得るものがあるということ。
私の場合、人に接する機会が増え、
それが大人であれ子供であれ、
自分に、他者に対して出来ることがあるということ、
喜んでもらえることがほんの少しでもあるということ。
そうして、それが、また、自分にかえってくるということ。
今までにはありえなかった、いろいろな人とのつながり。
それが、とても、嬉しい。
新しいことをはじめたことによって、
子供の心に何か、感じてるものがあるなと思うときも、ときどきある。
母が、一生懸命、自分のこれからを模索しているのを見て、
子供も、自分の、これからを、考える一つの契機になればとも思う。

まだまだ、ジグザグに行ったり戻ったり、また戻ったりで、
なかなか、自分の芯をどんと据えることできてないけれど、
方向も、あっちへ向いたりこっちへ向いたりだけど、

今は、前向き。

電話をくれた方に感謝の気持ちを。




同じカテゴリー(日々徒然)の記事画像
盆だんご
芍薬が満開でした
連休も終わりですね
山越うどん・・・見学(笑
いきなりスキンヘッドです
三回忌
同じカテゴリー(日々徒然)の記事
 盆だんご (2011-08-15 22:05)
 今日のこと (2011-07-17 22:10)
 打ち上げにて (2011-07-16 21:34)
 日本人は監視している (2011-07-14 22:29)
 親知らず (2011-06-10 17:15)
 初恋の味は? (2011-06-07 21:33)

Posted by めるちゃん  at 00:37 │Comments(2)日々徒然

この記事へのコメント
思春期になって子どもとの会話の大切さ・・・
つくづく感じてます。

子育てに日々、後悔しながらも・・・
前向きに。

親が前向きに楽しく過ごしてることがいいことですね。
心に余裕もできますよね。

ゆらりさんの記事は、とても心に響きます。
Posted by SAKURASAKURA at 2010年08月28日 08:17
SAKURAさま
コメントありがとうございます。
いつも、心に余裕をと思うのですが、
なかなか、難しいです~。
Posted by ゆらり at 2010年08月31日 10:45
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。


削除
青い空がきれいでした
    コメント(2)