2009年09月11日

バナナの思い出

昨日、近所から御供えのバナナをいただきました。

バナナを見ると、いつも、母のことを思い出します。

昔、母が小さかった頃、年の離れたお兄さんが、

戦争の合間に一度帰ってきたことがあって、

そのときに、お土産に、バナナを持って帰ってくれたそうです。

母は、そのとき、生まれて初めて食べたそうです。

この世の中には、こんなに美味しい食べ物があるのだなあと

しみじみと感じたそうです。

それから、おおかた、3/4世紀を経た今、バナナは、庶民の食べ物として、

いつでも、手に入れることができます。

普段、家では、バナナはあまり買うことはありません。

だけど、久しぶりのバナナを食べながら、

小さい頃の母は、どんな風に思いながら、バナナを食べていたのかな。と、

遠い昔のことを想像してしまいました。

母のお兄さんは、フィリッピン諸島のどこかで、戦死して、結局は、

それっきりだったそうです。

過ぎた事をついつい考えてしまうのは、季節のせいでしょうか。







タグ :バナナ

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Posted by めるちゃん  at 09:19 │Comments(0)日々徒然

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